成田山について
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開山縁起
大本山成田山新勝寺(御本山)の始まりは天慶2年(939年)『平将門の乱』に始まります。
朱雀天皇の勅願を受けた寛朝大僧正は、弘法大師・空海がみずから彫刻して護摩法を修せられた《不動明王像》を成田の地に奉安しました。
その後『平将門の乱』が終息し、寛朝大僧正が帰京しようとも《不動明王像》は動かず、この地で開山する事となりました。
現在は「成田山と言えば《身代わり不動尊》」「《身代わり不動尊》と言えば成田山」と全国的に有名な千葉県成田市の大本山成田山新勝寺の直系の九州の分院です。
久留米分院について
《大本山成田山直系分院》の久留米成田山は昭和33年、久留米市長をはじめ、信徒各位の協賛により当地に御本尊の御分霊を勧請し、大本山成田山久留米分院が開山されました。
その後、日本最大級の高さを誇る・救世慈母大観音様(高さ62m)や世界遺産・ブッダガヤの大菩提寺にある仏塔と同型のものである平和大仏塔納骨堂(極楽殿)(高さ38m)がそびえ立ち、九州における真の成田山信仰の大霊場として九州は元より全国各地、海外からも参詣され、現在に至っています。
沿革
御本尊不動明王
不動明王は真言密教の根本仏であり、大日如来の化身です。全ての人々を救う為に青黒の姿をし、右手には煩悩を断ち切る智剣を、左手には言う事を聞かない難伏の者を縛ってでも救わずにはおけないとする三昧の索を持ち、煩悩を焼き尽くす為に背中に火焔を背負っています。お不動様に手を合わせてお姿を思い浮かべ、御真言を唱え一心にお祈りすれば必ず御霊験御利益をお授けくださいます。
不動明王御真言
成田山では、大本堂での御護摩ご祈祷の際、信者の方々とご一緒に「不動明王御真言」をお唱えしております。ご家庭におきましても、御護摩札を奉安し、朝と夕に一心に御真言をお唱えください。心が落ち着いて、迷いや不安な気持ちが無くなります。
「祈るところ必ず霊験あり」と申されますように、自身の目標に向けての精進努力と祈る事により、諸々の願いがお不動様に聞き届けられご利益をいただく事ができるのです。
大意
「激しい大いなる怒りの相(すがた)を示される不動明王よ。迷いを打ち砕きたまえ。障りを除きたまえ。所願を成就せしめたまえ。カン マン。」
全国の成田山