「お守りってどれを選べばいいの?」「そもそもお守りに種類があるの?」
上記のように、お守り選びに悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
せっかくお守りを持つなら、自分の願い事にあったご利益を得られるお守りを選びたいですよね。
当記事では、お守りの種類や意味、願い事にあうお守り選びのポイントを解説しています。
この記事でわかること | |
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お守りの基礎知識 | お守りは人の願いを形にした縁起物 |
お守りの種類 | 健康・恋愛・仕事など願い事別に種類がある |
お守りの選び方 | 願い事・形・デザインで選ぶ |
お守りの基礎知識
お守りとは人の願いを形にした縁起物のことで、身につけることでご利益を受けられるとされています。
お守りの起源は縄文時代まで遡り、単なる縁起物ではなく、人々の願いや信仰の象徴として古くから大切にされてきました。
お守りには神聖な力やご利益が宿っていると信じられていることから、「1体、2体」と数えるのも特徴です。
対象 | 数え方 |
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お守り | 体 |
神様 | 柱 |
お神輿 | 基 |
上記は、神聖なものに対する敬意を表す言葉として用いられているので、覚えておくと役に立つかもしれません。
お守りの種類とは?意味やご利益を解説
お守りには、健康や恋愛、仕事など、願い事によってさまざまな種類があります。
それぞれに意味やご利益が込められており、自身の願いに合ったお守りを身に付けることでより効果を実感することができるとされています。
そのため、お守りを選ぶ際は、まずどんな願いを叶えたいのかを具体的に考えてみましょう。
以下では、一般的によく目にする健康・開運・厄除けに関するお守りの種類を紹介しているので、参考にしてみてください。
健康に関するお守り
健康に長生きすることを願うお守りには、以下のような種類があります。
ご利益 | 願い |
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病気平癒 | 特定の病気の回復 |
無病息災 | 日々の健康 |
長寿祈願 | 健康に長生きできること |
安産祈願 | 出産における母子の健康 |
健康のお守りは、日々の健康をサポートしてくれるだけでなく、病気から身を守るお守りとしても人気があります。
中には、身体の一部に特化したお守りもあるなど、健康のお守りにも種類が数多くあります。
毎日持ち歩くカバンや杖など、日常的に持ち歩くものに付けておくと良いでしょう。
開運に関するお守り
開運に関するお守りには、以下のような種類があります。
ご利益 | 願い |
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仕事運アップ | 昇進や転職 |
商売繁盛 | 事業の成功 |
金運上昇 | 金銭の悩みの解決 |
恋愛成就 | 恋愛に関する願いの成就 |
合格祈願 | 受験生や資格試験の合格 |
何か挑戦したいことはあるものの不安を感じてしまう時には、開運のお守りがおすすめです。
開運のお守りは、仕事や恋愛、人間関係などさまざまな分野で運気を上げてくれるとされています。
願いや状況に合わせて適切なお守りが異なるため、自分の目標を明確にしたうえでお守りを選ぶようにしましょう。
厄除けに関するお守り
厄除けに関するお守りには、以下のような種類があります。
ご利益 | タイミング |
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開運除災 | 運勢があまり良くない年 |
方位除け | 元旦から節分までの間 |
交通安全 | 車の運転や電車の利用時 |
厄除けのお守りは、悪い気を払い、幸運を招いてくれるとされています。
一年を通して身につけることで、さまざまな災いを防ぐ効果があります。
そのため、年始に新しいお守りを授かり、古いお守りは神社に返納する習慣が定着しています。
厄除けのお守りは神社によって形やデザインが異なるため、好きなものを選ぶことでより一層効果を実感できるでしょう。
お守りは願い事にあう形やデザインで選ぶ
お守りは、自分の願い事に合う形やデザインのものを選ぶようにしましょう。
叶えたい願いによって、選ぶべきお守りの形やデザインが異なる場合もあるので意識してみてください。
ただし、お守りの選び方に正解はないので、自分が気に入ったものを大切にすることを忘れないようにしましょう。
願い事に対してご利益があるお守りを選ぶ
お守りは、自身の願い事に対してご利益があるものを選ぶようにしましょう。
神社やお寺によって祀られている神様や仏様は、得意とするご利益が違うためです。
具体的には、恋愛成就なら縁結びの神様、学業成就なら学問の神様からお守りを授かる必要があります。
ご利益 | 有名な神社 |
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縁結び | 出雲大神宮 |
学業成就 | 大阪天満宮 |
交通安全 | 猿田彦大神 |
金運上昇 | 新屋山神社 |
自身の願い事を明確にしたうえで、どの分野の神様が祀られている神社なのかを事前に確認しておくようにしましょう。
お守りの形や身につける場所で選ぶ
お守りは、形や身につける場所を意識して選ぶと良いでしょう。
神様や仏様とのご縁を結ぶためのお守りは、形や身につける場所によって意味や効果が変化します。
例えば、金運アップや商売繁盛を願う場合、常に持ち歩く財布に入れることで金運を呼び込む効果が最も発揮されます。
お守りの種類 | 効果的な身に付け方 |
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恋愛に関するもの | カバンの中やスケジュール帳など |
学業に関するもの | ペンケースや教材など |
金運に関するもの | お財布の中 |
交通安全 | ルームミラーや鍵など |
お守りは、常に身に付けておくことが最も良いといわれています。
お守りの種類ごとの身に付け方によって、最適な形が異なるので意識してみてください。
ただ、持ち歩くのが難しい場合は、目につく明るい場所でなるべく高い位置に保管しておくようにしましょう。
デザインや素材で選ぶ
お守りは、デザインや素材によっても選ぶことができます。
お守りは、一般的に紐で口を閉じた小さい袋型のものを指し、個人的な願いを叶えるために作られたものです。
神様から力をいただくもの | ||
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御守 | 布や木などで作られたもの | 健康 恋愛成就 など |
神符 | 紙に神様の名前やご神徳を書いたもの | 学業成就 交通安全 など |
御札 | 神符の一種で、特に神棚に祀るもの | 家内安全 商売繁盛 など |
近年は、木でできたお守りやアクリルでできた透明なお守りなども出回っておりデザインは多種多様です。
お守りは、肌身離さず持ち歩くものなので、直感的に惹かれたものや手に取った時の安心感を大切にするようにしましょう。
お守りに関するよくある質問
お守りに関するよくある質問をまとめました。
- お守りはいつまで持つべきですか?
- 複数の種類のお守りを持ち合わせてもいいですか?
- お守りはどこで手に入れることができますか?
- お守りの色に意味はありますか?
お守りについてさらに詳しく知りたい方は、以下回答を参考にしてみてください。
お守りはいつまで持つべきですか?
お守りの持ち方は人それぞれで、決まった期間はありません。
お守りは、神様や仏様とのご縁を結ぶためのものなので、自身の気持ちと状況に合わせて決めるのが良いとされています。
例えば、受験のお守りは、無事に合格できた後も感謝の気持ちで持ち続ける人もいれば、次の目標に向かって新しいお守りを授かる人もいます。
お守りの持ち方に迷ったときは、一度神社仏閣に足を運び、神職の方に相談してみるのも良いかもしれません。
複数の種類のお守りを持ち合わせてもいいですか?
複数の種類のお守りを持ち合わせても問題ありません。
お守りには、願い事によって様々な種類があります。
そのため、複数の願い事を叶えたい場合は、複数種類のお守りを持ち合わせるのがおすすめです。
持ち合わせるお守りの具体例 | |
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受験生 | 合格祈願・健康祈願 |
新生活 | 仕事運・交通安全 |
ただし、お守りはたくさん持てば良いというものではないので、それぞれの意味を理解したうえで大切に扱いましょう。
お守りはどこで手に入れることができますか?
お守りは、神社・寺院ともに「社務所」または「授与所」で手に入れるのが一般的です。
近年は、オンラインショップや縁起物の専門店などでも手に入れることができます。
神社やお寺に直接出向くことが難しい方は、オンラインショップの利用を検討してみると良いでしょう。
ただし、神様や仏様に直接ご祈願してもらったお守りはよりご利益があると考えられているので、神社やお寺で授かるのがおすすめです。
お守りの色に意味はありますか?
お守りの色には意味があります。
お守りの色は、単なる飾りではなく、古くから伝わる意味や願いが込められていることが多いです。
以下に、色が私たちに与える影響を具体的にまとめました。
色 | 象徴 | ご利益 |
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赤・ピンク | 恋愛・愛情 | 恋愛成就 |
青 | 知性・学業 | 合格祈願 |
緑 | 自然・生命力 | 健康祈願 |
黄色 | 金運 | 商売繁盛 |
白 | 純粋・清浄 | 開運招福 |
色の持つ意味を知り、自身の願い事と照らし合わせてお守りを選ぶようにしましょう。